【完】イミテーション・シンデレラ

LUNAのファンは過激派が多いと言われる。 もう嫌!このまま芸能界を引退したい…!事実無根の情報で私を敵視する人間がこの世に沢山溢れてしまう。 怖い。そんなの怖すぎる。

問題はLUNAのファンだけではない。
SARARAのファンも敵に回した事だろう。

アイドルを卒業したばかりなのに、さっそく恋愛ですか。と、ネット上には辛辣な言葉が飛び回っていた。

なす術はない。 写真のツーショットは見方によっては、抱き合っているようにも見える。寧ろそう見えるように撮られた節さえある。

「笹田さん、ごめんなさい…」

「私ならば大丈夫よ。 まあ、岬が一条類くんと付き合ってるなんて思っちゃいないし
けど、私達は真実を知ってるけど、この写真見た人にはそう見えたって仕方がないしねぇ…。
有菜ちゃんも申し訳ないって言ってるみたい。自分がこのパーティーに岬を誘ったからって」

「うん…有菜からも連絡着てた。
あの日は確かに類くんとお酒を飲んでたけれど、帰ったら有菜の家だったし
週刊誌に書かれている事実は一切ないわ…。
でも…軽率でした…。本当にごめんなさい」

「大丈夫。それは事務所の方で何とかするから、岬は安心して仕事をして?」

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