【完】イミテーション・シンデレラ
「絶対素直じゃない子供になるよね。
きっとツンデレになると思う。」
「もぉ~!ひっどいなあ~…
でも私…子供は3人欲しいの。
昔っからの夢なんだからッ」
「うわぁ、じゃあ俺頑張らなきゃじゃん。
でも岬が居る未来を想像するだけで絶対に楽しい。
子供3人とか賑やかだよね~ッ。全員岬に似てたらいいなあー」
それは、きっと遠くない未来。
想像しただけで、笑顔が絶えない未来になると思う。
私にそっくりな女の子が、昴を困らせる姿。 でも昴はきっといっつもニコニコ笑っているんだ。
その姿を見て、自然と笑顔になる。
でも後2人生まれる予定ならば、昴に似ている男の子が良い。
王子様に囲まれて、幸せいっぱいのお姫様気分が味わえそうだ。
まだ出会えていない未来を想像しながら、雲ひとつなく真っ青に広がる大空を見上げると
目尻を下げて笑う昴の笑顔と共に、手に持っていた真っ白のブーケが風で揺れる。
4月の眩しい太陽は、見つめ合うふたりを柔らかく包んでくれた――。
これからもずっと側に居てね。 言葉にしなくとも向き合う笑顔が答えな気がする。 永久に、共に、健やかなるときも病める時も、この命ある限り
あなたへの愛が永遠である事を、今誓う。
完結


