ドラム女と男達

迷ったあげくシュンスケはこういった。


「聞いたのを後悔しても・・・・・
 知らないよ・・・・・?」

私は迷わずこういった。
「うん。後悔しない!」



するとシュンスケはしばらく黙り込んで
こう言った。







「好きだよ」







その声はバスの中の騒ぎ声に混じり
私の耳に微かに聞こえた。



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