東京ヴァルハラ異聞録
「くっ!い、今のは……途中で槍が矢に変わった!?」
ジュワユースで矢を斬り払った月影は、背後の惨状を見て戦慄した。
数では目の前の南軍を圧倒していたのに、これほどまでにあっさりと形勢を逆転されてしまうなんて、と。
「私の武器はゲイボルグ。投げれば無数の矢に変わり、突けば無数の刃に変わる神槍。どんな不利な状況だって、打ち貫いてみせる!!」
「どうやら……その強さは本物みたいね。それなら私も本気を出します!ロンギヌスの槍の破片を埋め込まれた聖遺物ジュワユース!私に力を貸しなさい!」
武器を振るい、朝倉に向かって月影が走る!
それを迎え撃つように朝倉が槍を突くと、途中で無数の刃に変化し、月影に襲いかかったのだ。
幻覚や分身の類ではない……全てが実体!
そう判断した月影は、自分に迫る刃をひとつひとつ弾いて後ろに逸らす。
足止めこそされたものの、それでも月影に刃が当たる事はなかった。
「……さすがは月影乃亜ね。NWを操り、短期間で力を付けて西軍を支配しようとしただけはある」
「皮肉かしら?結局、そんな事は出来なかったし多くの仲間を失った。誰よりも強いと思っていたけど、たった一人の高校生に思い知らされたのよ!自分一人では、何も出来ない弱虫だったって」
ジュワユースで矢を斬り払った月影は、背後の惨状を見て戦慄した。
数では目の前の南軍を圧倒していたのに、これほどまでにあっさりと形勢を逆転されてしまうなんて、と。
「私の武器はゲイボルグ。投げれば無数の矢に変わり、突けば無数の刃に変わる神槍。どんな不利な状況だって、打ち貫いてみせる!!」
「どうやら……その強さは本物みたいね。それなら私も本気を出します!ロンギヌスの槍の破片を埋め込まれた聖遺物ジュワユース!私に力を貸しなさい!」
武器を振るい、朝倉に向かって月影が走る!
それを迎え撃つように朝倉が槍を突くと、途中で無数の刃に変化し、月影に襲いかかったのだ。
幻覚や分身の類ではない……全てが実体!
そう判断した月影は、自分に迫る刃をひとつひとつ弾いて後ろに逸らす。
足止めこそされたものの、それでも月影に刃が当たる事はなかった。
「……さすがは月影乃亜ね。NWを操り、短期間で力を付けて西軍を支配しようとしただけはある」
「皮肉かしら?結局、そんな事は出来なかったし多くの仲間を失った。誰よりも強いと思っていたけど、たった一人の高校生に思い知らされたのよ!自分一人では、何も出来ない弱虫だったって」