東京ルミナスピラー
と、ため息をついた時だった。
突然、ドアからとんでもなく大きな音が聞こえて、金属が折れるような音と共にドアが破壊されて倒れ、その向こうに戦斧を構えた夕蘭が鬼気迫る表情でいるのに気付いた。
「お、おわっ! な、なんだなんだ!?」
「はぁ……はぁ……あ、葵は無事なの!? あ、やっぱりここにいた! 大丈夫!? 美空ちゃんに変なことされてない!?」
慌てた様子で俺に駆け寄り、心配そうに見詰める夕蘭。
「あのさ、夕蘭ちゃん。どうしていきなり僕の部屋のドアを壊すかな?」
「え! だって葵の部屋に行ったらいないし、美空ちゃんの部屋から声が聞こえるし、危ないと思って……それで……」
それでいきなりドアを破壊して入って来たのか。
やっぱり親子と言うか……こういう力任せな所はタケさんと行動が似てるよな。
「ふふーん? こんな夜更けに男の子の部屋に行くなんて……イケない子だねぇ? でも安心しなよ、何もしてないよ。ただ話をしてただけだから。良かったら夕蘭ちゃんも少し話をして行きなよ。ゆっくり出来るのは、これが最後かもしれないんだからさ」
「え、あ……うん。あの、ごめんね。ドアを壊しちゃって」
「いいっていいって。0時を過ぎたら元に戻るんだからさ」
バベルの塔にいつ突入するかはわからないけど、もしも明日中に行くとすれば、この夜が最後の夜になるかもしれない。
そう考えると、美空ちゃんが言う通り、この時を楽しむべきなのかもしれないな。
突然、ドアからとんでもなく大きな音が聞こえて、金属が折れるような音と共にドアが破壊されて倒れ、その向こうに戦斧を構えた夕蘭が鬼気迫る表情でいるのに気付いた。
「お、おわっ! な、なんだなんだ!?」
「はぁ……はぁ……あ、葵は無事なの!? あ、やっぱりここにいた! 大丈夫!? 美空ちゃんに変なことされてない!?」
慌てた様子で俺に駆け寄り、心配そうに見詰める夕蘭。
「あのさ、夕蘭ちゃん。どうしていきなり僕の部屋のドアを壊すかな?」
「え! だって葵の部屋に行ったらいないし、美空ちゃんの部屋から声が聞こえるし、危ないと思って……それで……」
それでいきなりドアを破壊して入って来たのか。
やっぱり親子と言うか……こういう力任せな所はタケさんと行動が似てるよな。
「ふふーん? こんな夜更けに男の子の部屋に行くなんて……イケない子だねぇ? でも安心しなよ、何もしてないよ。ただ話をしてただけだから。良かったら夕蘭ちゃんも少し話をして行きなよ。ゆっくり出来るのは、これが最後かもしれないんだからさ」
「え、あ……うん。あの、ごめんね。ドアを壊しちゃって」
「いいっていいって。0時を過ぎたら元に戻るんだからさ」
バベルの塔にいつ突入するかはわからないけど、もしも明日中に行くとすれば、この夜が最後の夜になるかもしれない。
そう考えると、美空ちゃんが言う通り、この時を楽しむべきなのかもしれないな。