東京ルミナスピラー
宗司も夕蘭もやる気満々で、大和さんも嬉しそうに笑っている。


「頼もしい限りや。さてさて、そんじゃあワシも、戦闘が苦手とか言うとれんな。若者に負けんように、しっかりとここを守るかな」


「何言ってるんですか大和さん。状況次第じゃ誰よりも強いんじゃないかって思ってますよ、俺は」


一度戦ったからわかる。


あの時は大和さんも手加減をしていたのが。


本気で来られたら、あの時の俺なら確実に負けていたはずだ。


「……ん? なんや、あっちの方で銃声が聞こえんか? それも結構ド派手な……」


浅草橋駅方面、落ちた線路よりも向こうの方で、確かに乾いた音が聞こえている。


それとは別に、地鳴りのような音も聞こえているけど。


「銃声? もしかしてあいつ! おい! 沙也香! お前復活したのか!?」


PBSを開き、通信を始めた宗司。


タケさんに殺されたけど、思いのほか早く復活したという印象がある。


「おやおや、沙也香って遊鬼を蜂の巣にした子じゃないのかい? まさか自分を殺した相手と共闘するなんてね。それもこの街の運命かねぇ」


「殺し殺され、やりやられ。そんなことでいちいち目くじら立ててちゃ、せっかく命乞いをしたのにその意味がなくなるだろう? 構いやしないさ。私は大和の大将の言う通りに動くまでさ」
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