東京ルミナスピラー
大和さんの言葉で、声を上げてポーンの群れに攻撃を放つ人達。


「へっ。大和さんも役者だねぇ。奮い立たせる方法を知ってるじゃねぇか。だったら俺も、負けてらんねぇよな!」


ズボンのポケットに手を入れたまま、迫るポーンの群れに向かって歩き出した宗司。


そして、素早く両手を抜いてポーン達に向けると、無数の武器が宗司を包み込むように出現し、次々とポーン達を貫き、粉砕して行ったのだ。


「オラオラ! 雑魚は引っ込んでな! それとも俺に殺されに来たのかよ! いらっしゃいまーせー!」


流石は「百器丸」と呼ばれるだけはある。


無限とも思えてしまうほどの武器を自在に扱って、一人でポーン達をなぎ倒して行く。


「宗司だけに良い格好させられないな。それに、もうちょっと武器レベルも上げておきたいし」


左手に握り締めた日本刀。


腰を落とし、柄に右手を添えてひとつ深呼吸。


踏み込むと同時に、ポーンの群れに向かって刃を振った。


見えない斬撃が刃から放たれ、それが横一文字に飛んで行く。


その直撃を食らったポーン達が次々と倒されて、黒いモヤへと変化して、黒い闇の道が出来上がった。
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