東京ルミナスピラー
絞り出すように、顔を歪めてそう言った大和さんに、俺も宗司も何も言えなかった。


ポーンやナイトを薙ぎ倒しながら、迫るルークに備える。


「……ったく、仕方ねぇ。んじゃあ、耐久レースと洒落込むかよ! 卵が尽きるか、俺達の命が尽きるか、二つに一つの我慢大会だぜ! 何時間でも何日でも戦い続けてやらぁっ!」


「宗司……そうだな。先は見えないけど、戦い続ければいつかは終わるかもしれない。それまで俺達が戦い続ければ良いだけの話だ!」


そんな俺達に、巨大なルークが腕を広げて迫る。


相変わらず大きくて、堅そうな相手だ。


だけど、こいつに手間取っていてはポーンやナイトを後ろにやってしまう。


果たして一撃で仕留められるのか。


「グォォォアアアアアアアアアッ!」


とんでもない声量でルークが吠えた。


そして腕を上げて、俺達を叩き潰そうと言うのか。


このまま振り下ろされたら……最悪キングまで巻き添えにしてしまうかもしれない!


と、そう思った時だった。








「喰らい尽くせ。真・青龍光燐拳」









聞き覚えのある声と、眩しい光が背後から、ルークに向かって伸びて。


そして、ルークの強固な身体に穴を空け、一瞬で黒いモヤの塊に変えたのだ。
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