東京ルミナスピラー
「え、えーっと、あーあー。聞こえますか?」
そう呟いてみると、クスクス笑い声が聞こえる。
多分聞こえてるんだなこれは。
「なんて言うか……俺は、この街に、家族を助ける為に後から入りました。だけど、助けられなかった。それどころか、一緒に入った大切な人まで失ってしまいました。この街は人を殺し、そして殺される恐ろしい街です。最初から足を踏み入れるべきじゃなかったんだ」
姉さんの顔が、灯の顔が思い出されて消えていく。
チクリと胸に針が刺さったように痛くて、思い出すたびに涙が出そうになる。
「それでも、この街から出られるんだって希望を俺は持っていた。バベルの塔。街の真ん中に建つ塔の頂上で、願いが叶う。この街だけじゃない。『バベル』や『ヴァルハラ』から受け継がれていた唯一の希望だから、俺はそれを信じたい! 大切な人を失うのはもうごめんだ! 友達と殺し合うなんて嫌だ! これまでの道が、絶望に繋がるなんて思いたくない! 俺達が信じた未来へと、殺し合いなんてない元の世界へと繋がると思いたい! 皆そう思っているだろう。だからこれを最後の戦いにするんだ! 大切な人の為に、笑い合った友の為に、もう少し頑張ってくれ! 皆の想いを受け継いで、俺達はバベルの塔に登るから!」
全然まとまっていないけど、言いたいことは言ったつもりだ。
そう呟いてみると、クスクス笑い声が聞こえる。
多分聞こえてるんだなこれは。
「なんて言うか……俺は、この街に、家族を助ける為に後から入りました。だけど、助けられなかった。それどころか、一緒に入った大切な人まで失ってしまいました。この街は人を殺し、そして殺される恐ろしい街です。最初から足を踏み入れるべきじゃなかったんだ」
姉さんの顔が、灯の顔が思い出されて消えていく。
チクリと胸に針が刺さったように痛くて、思い出すたびに涙が出そうになる。
「それでも、この街から出られるんだって希望を俺は持っていた。バベルの塔。街の真ん中に建つ塔の頂上で、願いが叶う。この街だけじゃない。『バベル』や『ヴァルハラ』から受け継がれていた唯一の希望だから、俺はそれを信じたい! 大切な人を失うのはもうごめんだ! 友達と殺し合うなんて嫌だ! これまでの道が、絶望に繋がるなんて思いたくない! 俺達が信じた未来へと、殺し合いなんてない元の世界へと繋がると思いたい! 皆そう思っているだろう。だからこれを最後の戦いにするんだ! 大切な人の為に、笑い合った友の為に、もう少し頑張ってくれ! 皆の想いを受け継いで、俺達はバベルの塔に登るから!」
全然まとまっていないけど、言いたいことは言ったつもりだ。