東京ルミナスピラー
10分後。


コンビニで限界まで爆弾を購入した俺と宗司は、再びビルの工場へと戻っていた。


「俺は空を走りながら爆弾をばら撒くけど、宗司はどうする?」


「あれだろ? 武器を足の裏に出して、それを蹴って飛ぶってやつ。俺も似たようなことが出来るから問題なし!」


「じゃあ、俺は反時計回りに撒くから、宗司は時計回りに頼む」


ビルの屋上から飛び出し、足の裏にトンファーを出してそれを蹴り、さらにトンファーを出して蹴るということを繰り返しながら空中を駆ける。


左手を下に向けて爆弾をばら撒き、俺と宗司が駆けた後方で派手な爆発が巻き起こり始めた。


まるで害虫駆除のような作業だなと思いながらも、バベルの塔の入口が塞がれているのだから仕方がない。


爆弾が尽きるまで何周もして、空から卵が降って来てはいるものの、地表にあった卵はほぼ壊滅状態。


両国国技館の入口も見えて、俺と宗司はそこで援軍を待つことにした。


「……これか。入口にあるカウントってのは。確かに『6』って書いてあんな」


そう言いながら中に宗司が入ると、数字は「5」に変わった。


確かにこれだと6人入れるってことだと思ってしまうけど、果たして本当にそうなのだろうか。


0になると爆発するとか、塔が崩れるとかじゃないよな?
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