東京ルミナスピラー
「最後の最後でハズレが来たな。まあ、伊良が東軍に援軍に行ってるなら、こいつ程度のやつしか回せねぇだろうけど……それにしても結城さん、他にいなかったのかよ」


散々なことを宗司に言われているけど、俺も少し賛同してしまう。


希澄ならともかく、王我か……。


「うおいうおい! なんだよそのガッカリした顔付きはよ! 俺達が来たって喜べよ馬鹿野郎! まあ、俺は引率なだけで行くのは別のやつなんだけどな」


「それを早く言え馬鹿野郎!」


もう本当に、王我は散々だな。


そして王我の後ろからひょこっと顔を出したのは……ミモザ?


「元気かい? プリティボーイ達。結城さんが僕に行けって言ったから来たよぉ」


ミモザ……か。


一度戦ったきりで、その後はどれくらい強くなっているかわからないけど、結城さんが行けって言ったのなら、実力は確かなんだろう。


「うっ! ミ、ミモっち! 俺の尻を撫でますのだけは勘弁してくれよ!」


「宗司きゅん! 随分久し振りじゃないかぁ。活躍は聞いてるよぉ」


そうか、宗司と蘭子は一時期、南軍で訓練を受けていたんだ。


その時にミモザと宗司は仲良くなっていたんだろうな。
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