東京ルミナスピラー
「よし、これで6人。行くぞ! バベルの塔の頂上に到達して、早くこの戦いを終わらせるんだ!」


そう言って入口を潜り、カウントがどんどん減って行く。


最後のミモザが通って0になると、何かが閉じたような感じがした。


「おおおおおいっ! 俺を無視して行くとはいい度胸だな! ムカついたから俺も行ってやるぜ、こんちくしょうが!」


外にいた王我が、物凄い勢いでこちらに向かって走って来る。


そして、見えない壁に阻まれたように、入口で思い切りぶつかって。


そのあまりの勢いで死んでしまい、光の粒に変わったのだ。


「む、無駄死にしやがったぞあいつ……」


「馬鹿は放っておけ。それよりも行くぞ。上の方から何か嫌な気配がする」


呆れる俺達を、舞桜が先導して正面にあるドアを開けた。


テレビでよく見る、相撲を取っている場所。


その天井を貫くように、白い螺旋階段が外周に沿ってある。


これを登れと言うことか。


「私はかつて、『ヴァルハラ』でこの塔の外側で戦っていました。そんな私が、今度はこの塔を登ることになろうとは」


「舞桜も『ヴァルハラ』にいたんだろ? 舞桜は戦いに参加してなかったのか?」


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