東京ルミナスピラー
白い階段を登りながら尋ねると、舞桜は首を横に振って。
「私はあの時、戦う力なんてなくて。ママと他の子供達と一緒にいた。二人のママがいてな。その一人が神凪さんだったんだ」
「……それって俺のお袋か? もしかして。なんか、あのクソ親父とお袋の話を聞いてたら、そんな気しかしねぇよ」
「神凪さんは美人で優しくて、なのに豪快なところがあって、とても暖かい人だった。まさかその息子がこんなエッチなやつだとは思わなかったがな」
いや、まあ……エッチかどうかは舞桜のさじ加減のような気もするけど。
やっぱりこの街にいる人は、何かと過去との繋がりが強いような気がするんだよな。
国技館の天井を突き破り、屋根よりも上に出た俺達は……その光景に息を飲んだ。
それは、全く予想していなかった光景。
それは……とても信じられなくて目を疑うような光景だった。
「な……こ、これは……まさかこれは……いや、津堂さんが言っていたのはこういうことだったのですか」
大塚さんが驚くのも無理はない。
螺旋階段が続く塔の内部。
その外周と、中心の太い柱に一人用のカプセルのようなものがあり、その中に人が入っていたのだから。
「私はあの時、戦う力なんてなくて。ママと他の子供達と一緒にいた。二人のママがいてな。その一人が神凪さんだったんだ」
「……それって俺のお袋か? もしかして。なんか、あのクソ親父とお袋の話を聞いてたら、そんな気しかしねぇよ」
「神凪さんは美人で優しくて、なのに豪快なところがあって、とても暖かい人だった。まさかその息子がこんなエッチなやつだとは思わなかったがな」
いや、まあ……エッチかどうかは舞桜のさじ加減のような気もするけど。
やっぱりこの街にいる人は、何かと過去との繋がりが強いような気がするんだよな。
国技館の天井を突き破り、屋根よりも上に出た俺達は……その光景に息を飲んだ。
それは、全く予想していなかった光景。
それは……とても信じられなくて目を疑うような光景だった。
「な……こ、これは……まさかこれは……いや、津堂さんが言っていたのはこういうことだったのですか」
大塚さんが驚くのも無理はない。
螺旋階段が続く塔の内部。
その外周と、中心の太い柱に一人用のカプセルのようなものがあり、その中に人が入っていたのだから。