東京ルミナスピラー
「そうですね舞桜さん。『ヴァルハラ』では魂を召喚されて、肉体は元の世界に残ったまま、仮の魂が入れられて生活を続ける……と言われていました。ですがこの街は現世に作られた物。肉体は恐らく、どこかのタイミングでここに運ばれたのでしょうね」


舞桜に賛同して、さらに自分の考えも述べてくれた大塚さん。


津堂が言っていたことと矛盾がなくて、すんなり頭の中に入って来てしまう。


「い、いやいや、わけわかんねぇって! もしそうだとして、いつここに肉体を運ぶ時間があったんだよ! 俺と葵は後でこの街に入ったんだぜ? 夢遊病みたいに、身体が勝手にここまで歩いて来たってのか? もしそうだとしたら、俺にわかるように説明してくれよ」


「では何か? 宗司、お前はこのPBSや武器、死んでも復活出来ること全てを理解しているのか?」


「う……そ、それは……くっ! まさか、いつもパンツモロ見えの痴女に突っ込まれるとは!」


「誰が痴女だ!」


舞桜の言う通り、俺達は自然とPBSを使いこなしているけど、どうしてこんな物が存在するのかはわからない。


戦うのに、生きるのに必要だからすんなり受け入れているけど、これを説明出来る人は少なくともここにはいないだろう。


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