東京ルミナスピラー
「ぐはっ! なんだこいつ! いきなり現れたかと思ったら鬼強えじゃねぇかよ!」
コーヒーを飲む篠田の横に、吹っ飛ばされて地面を転がる杉村の姿が。
何事かと、ゆっくりとその方向に目をやると……そこにいたのは、悪魔のような姿の人間。
いや、よく見るとノイズのように像がぶれている。
「な! こ、こいつは黒井! 鬼王・黒井やないか! それにしては……なんや? まるで映像みたいやけど」
大和には見覚えがあった。
黒井の姿にもだが、津堂を追い詰めた時に見た、フェンリルが現れる際に同じようなノイズがあったのを。
それに……黒井であることに間違いはないのだが、どこか違うような印象も受けていた。
「映像なわけあるかよ! 俺はぶん殴られたんだぜ! 防御したのになんて威力だよ!」
ここにいる誰もが、何が起こっているかなんて理解出来なかった。
ただわかっているのは、この黒井を倒さなければこちらが殺されるということだけだった。
「やれやれ。ゆっくり休憩もさせてくれねぇのかよ。でもまあ、東軍の黒井とは一度やり合ってみたかったんだよな。光栄に思えよお前。もしかしたら俺が本気で戦ってやるかもしれねぇんだからよ」
飲み干したコーヒーの缶を握り潰し、片手で丸めて小さな鉄球にした篠田が、それを黒井に見せてニヤリと笑った。
コーヒーを飲む篠田の横に、吹っ飛ばされて地面を転がる杉村の姿が。
何事かと、ゆっくりとその方向に目をやると……そこにいたのは、悪魔のような姿の人間。
いや、よく見るとノイズのように像がぶれている。
「な! こ、こいつは黒井! 鬼王・黒井やないか! それにしては……なんや? まるで映像みたいやけど」
大和には見覚えがあった。
黒井の姿にもだが、津堂を追い詰めた時に見た、フェンリルが現れる際に同じようなノイズがあったのを。
それに……黒井であることに間違いはないのだが、どこか違うような印象も受けていた。
「映像なわけあるかよ! 俺はぶん殴られたんだぜ! 防御したのになんて威力だよ!」
ここにいる誰もが、何が起こっているかなんて理解出来なかった。
ただわかっているのは、この黒井を倒さなければこちらが殺されるということだけだった。
「やれやれ。ゆっくり休憩もさせてくれねぇのかよ。でもまあ、東軍の黒井とは一度やり合ってみたかったんだよな。光栄に思えよお前。もしかしたら俺が本気で戦ってやるかもしれねぇんだからよ」
飲み干したコーヒーの缶を握り潰し、片手で丸めて小さな鉄球にした篠田が、それを黒井に見せてニヤリと笑った。