東京ルミナスピラー
〜北軍・上野駅前〜


突如全軍に現れた黒井。


それは、ここ北軍でも起こっていて、名鳥と拓真がキングを守りながら必死に戦っていた。


この黒井に致命傷を与えている回数は、西軍の篠田に次いで二番目に多かったが、何度も再生する黒井に嫌気がさしていた。


「ったくよ! どれだけやれば気が済むんだよ! いい加減倒れろっての!」


ショートソード二刀流の、舞い踊るような乱舞攻撃で黒井の腕や脚を斬り、動きを止める。


そこに名鳥のソードオフショットガンが火を吹いて、頭部を吹き飛ばした。


が、また例の緑の光が伸びて、みるみる再生して行く。


「だー! もう! なんなんだよこの光は! 何でこんなにあっさり復活するんだこいつは!」


「……拓真、この光はどこに伸びてると思う?」


再生する様子を訝しげに見ていた名鳥が拓真に尋ねる。


「どこって……そりゃあそれぞれの軍とバベルの塔じゃないんすか?」


「だったら、バベルの塔には何がいるか……拓真ならわかるだろ?」


「何がいるか? ビショップじゃないんすか? ルークまでは街で見たし、『ヴァルハラ』でも腐ったビショップがバベルの塔にいましたからね。ま、黒井の野郎がビショップとか名乗ってましたけど……って、え?」
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