東京ルミナスピラー
キィン!


という、金属の悲鳴が聞こえて日本刀の刃が宙に舞う。


その光景は、正直ショックを受けた。


今までずっと、共に歩んで来た日本刀。


結城さんの日本刀でさえも一刀両断したから、もしかしたら俺の日本刀は壊れることがないと思っていたのかもしれない。


これまでも、これからも。


その思いも虚しく、銀の刃が弧を描いて地面に落ちるのを、ただ見ることしか出来なかった。


「HAHAHA! これでお前の勝ちはなくなったな! なぶり殺しにしてやるぜ! HAHA……ぶべっ!」


俺の前で下卑た笑いをしたから、真輝斗と同じように下顎を吹っ飛ばしてやろうかと思ったけど、やっぱりこいつは強いみたいだ。


振り抜いた左のトンファー。


大和田の頬に当たる瞬間、その方向に顔を向けてダメージを軽減させたのだ。


派手に吹っ飛んではいるけど、その派手さほどのダメージはないだろう。


「お、お前! そういやさっきからなんか変な武器を使ってると思ったけどよ! なんで二つも武器があるんだよ! イカサマだろ! ソウルウェポンは一人一個のはずだ!」


そう言われてもな。


それに、俺よりももっとイカサマ臭いやつが近くにいるんだけど。


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