東京ルミナスピラー
話が纏まり、俺達三人と吹雪さんは聖戦が始まったら西軍に戻ることになり、父さん達は化け物の行方を追うということになった。


吹雪さんがどうして俺達についてくる気になったのかはわからないけれど、手伝ってくれると言うならありがたい話だ。


灯は……しばらくすればアジトに復活するだろう。


化け物に殺されたのはショックだけど、完全に死んだわけではないというのが救いだ。


ここは西軍と北軍を隔てる光の壁が近い。


それまでホテルで待機することになって、父さんと拓真は化け物を追うべく外に出て行った。


「お、おお……これが大人。ふにふにぷよぷよ柔らかい」


「蘭子ちゃんも大人になったらもっと大きくなるかもね。うりうり。気持ちいいでしょ」


横から吹雪さんの胸をつついていた蘭子の顔を挟み込むように、大きな胸を押し付ける。


「ふあああ……蘭子も大きくなった気がする」


「おいおい……何やってんだこいつらは。聖戦が始まったら、南軍と戦うってのによ」


呆れた様子でため息をついた宗司。


俺が落ち込んでいる間に、南軍がどれくらいの勢力で攻めて来ているのかを知っているのは宗司だけ。


俺にもどれほど苛烈な戦いなのか知らないんだ。
< 523 / 1,486 >

この作品をシェア

pagetop