東京ルミナスピラー
そして俺達は、大和さんに言われた通り、人形町通りを南下することになった。


少しでも戦力を減らして楽をさせてくれという大和さんの頼みで、地上の南軍と戦いながら。


「貫け! ライトニングピアッサー!」


「狂い咲け、百花日輪!」


倒壊したビルの上を移動し、ひしめきあっている南軍の人の群れに飛び込んだ俺達は、襲い掛かる南軍の人達を倒しながら先に進む。


蘭子と吹雪さんはさすがと言うべきか、蘭子が通った後と、吹雪さんの周囲から人が消えている。


「ほんと、味方で良かったよ。あんなのとまともに戦ったら、大怪我じゃすまないぞ」


なんて言っているけど俺も負けてはいられないな。


次々と迫る敵の攻撃を、トンファーで弾いて反撃したり、回避したり。


この程度の敵が相手なら、その動きが手に取るようにわかるし脅威は感じない。


「うおおおおおおっ! 殺せっ!」


「相手はたった四人だろ! なんで押されてるんだよ!」


数の暴力で押し切れるとでも思っていたのか、戦場は大混乱。


「うおおおおおおいっ! 死にたくなけりゃ、道を譲れよ! 邪魔するやつは全員ぶっ殺してやるからな!」


蘭子と吹雪さんに負けじと、宗司も凄まじい暴れっぷりだ。
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