東京ルミナスピラー
ミモザがヘラヘラと笑っている間に、トンファーを握り直して再接近。


右のトンファーを上から、左のトンファーを下から挟み込むように、フルーレ目掛けて勢い良く振り抜いた。


これほど細い武器なら絶対に武器破壊が出来ると思ったけれど……。


ぐにゃっと曲がりはしたものの、トンファーの方が動きを止めてしまって破壊には至らなかったのだ。


「こ、壊せない! もしかして俺のトンファーと同じ……」


「だからぁ。無理だって言ってるでしょぉ。キミ達プリティボーイの攻撃は僕には効かないんだよぉ。だから、どれだけキミ達が強くても関係ないんだ。最後に勝つのは僕だからねぇ」


武器を壊せず、本体にも攻撃が通らない。


確かにミモザの言う通り、俺達に攻撃する手段はないように思える。


宗司もムキになって、何度も何度もウォーハンマーを叩き付けるが、プルンプルンと表面を撫でるだけ。


そんな中で、少し離れて戦っている吹雪さんのチャクラムが飛んで来た。


おかしな軌道を描いているから、弾かれたのだろう。


それを見て、ミモザは慌てた様子で後退して、フラフラと飛ぶチャクラムを回避したのだ。


結局、ミモザに辿り着く前に消えて、吹雪さんの手に戻ったわけだけど。
< 546 / 1,486 >

この作品をシェア

pagetop