東京ルミナスピラー
「問題は……その後、鬼でも人間でもない化け物に遭遇した。煌我の話だと、津堂が作り上げたモンスターだということだけど、どうやら北軍に現れたという化け物と同一のもののようだ」
結城さんがそう言うと、宗司と吹雪さん、そして夕蘭の表情が強ばったのがわかった。
「灯だった。鬼や人間を食ってた化け物ってのは灯だった!」
ソファから立ち上がってそう叫んでも、驚いているのはこの場には誰もいない。
ミモザは何もわからなくて当然としても、どうして誰も驚かないんだ。
皆、少し俯いて、俺が知ってしまったのを残念がっているようにすら思える。
「なんだ……なんだよ! 皆知ってて黙ってたのか!? ふざけるなよ! 知らなかったのは俺だけで、馬鹿みたいに灯は化け物に食われたとか思ってたのか!? 宗司! なんで言わなかったんだ!」
この感情を、一体どこにぶつければいいのかがわからない。
灯が化け物だと知って、俺は一体どうすればいいのか。
すがるように宗司の胸ぐらを掴み、前後に揺さぶって見るけれど、俺は宗司に手首を掴まれて投げ飛ばされて、仰向けになって天井を見上げて涙を流した。
結城さんがそう言うと、宗司と吹雪さん、そして夕蘭の表情が強ばったのがわかった。
「灯だった。鬼や人間を食ってた化け物ってのは灯だった!」
ソファから立ち上がってそう叫んでも、驚いているのはこの場には誰もいない。
ミモザは何もわからなくて当然としても、どうして誰も驚かないんだ。
皆、少し俯いて、俺が知ってしまったのを残念がっているようにすら思える。
「なんだ……なんだよ! 皆知ってて黙ってたのか!? ふざけるなよ! 知らなかったのは俺だけで、馬鹿みたいに灯は化け物に食われたとか思ってたのか!? 宗司! なんで言わなかったんだ!」
この感情を、一体どこにぶつければいいのかがわからない。
灯が化け物だと知って、俺は一体どうすればいいのか。
すがるように宗司の胸ぐらを掴み、前後に揺さぶって見るけれど、俺は宗司に手首を掴まれて投げ飛ばされて、仰向けになって天井を見上げて涙を流した。