パリへ追いかけてまで
萌は、舞と会った事を話した。
「舞と久しぶりに会って、カフェでお茶をしました。
私がパリへ行く事を話すと、喜んでくれました。」

「高岡は、元気?」

「ハイ。元気でしたよ! 
あ! 忘れてた。すみません。日本語にします。」

萌は、カバンからガサゴソと、
ラッピングされたチョコレートを亮に差し出した。

「佐藤さん! ハイ!チョコです。
いっぱい貰うだろうけど、私のお礼の気持ちです。」

「ありがとう! 有り難くいただきます。
今、開けて食べても良い?」

「はい。じゃあ、コーヒー淹れて来ますよ!」

「じゃあ、俺も行くわ。」


コーヒーを持ち、部屋へ戻り、
有名ショコラティエのチョコを一粒パクっと、口に入れた 亮。

「わぁ〜! 美味い! 萌ちゃんも食べてみて!」

萌も 一粒パク。

「わぁ! 本当だ! 美味しい!」

2人で顔を見合わせて、ニコニコ!
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