―――💖愛される喜び💖-――
それから、梓は美月と接していく内に、色々と、助けて貰った事もあり、美月と梓は何時の日か、相思相愛になっており、恋敵も出来た。彼女は元々、人間の魂を持っており、人魚の魂を受け継ぐと、彼女は命を狙われてしまう事もあり、このお城に連れてこられたようだ。人魚の魂を取り出さなければ、彼女は自分自身を殺す事にもなる。人魚は人間と添い遂げてはならない。そう言われている。だから、彼女達はずっと互いに好きになっても、素直に気持ちを言えなくなってしまった。
『―――お前は・・・どうしたい?俺は・・・お前を・・・守る・・・そう言いたい・・・だけど・・・俺の側にいると・・・お前を・・・殺す事にもなる・・・知っているだろう?人魚の力を持っている以上・・・俺は・・・お前と・・・一緒に居られないし、別れるしかない・・・』
彼女はボロボロと涙が零れ落ち、『私は・・・人間よ・・・人魚なんかじゃない・・・』とはっきりと言い放った。何時の日か、美月にはっきりと振られてしまい、梓は唖然としてしまった。振られる事がどれだけ辛いか、苦しいか、そして、悲しいか、そういう気持ちを教えてくれたのは、他でもない、美月だった。温かい気持ちを教えてくれたのも、この人間であった―――。
人魚の魂が人間として生まれ変わり、自分達は一緒にいてはいけない。そう思ってしまった。
人魚の華子🌸は自分の父親によって、転生されることになり、人間として生まれ変わる事になった。この人魚の御父様は娘を消し去った後、静かに根城を出て行ってしまった。だから、彼女は人間として生まれ変わったが、人格だけは、父尾を思い出し、牙を向いてくることもある。
どうして、自分た達は一緒に居られないのか?―――それは人魚狩りがあるからであり、人間と一緒にいてはならない。だから、森梓とやらを振ってしまった。それは、とても悲しいものだ。だから、彼女は散々泣いていた。それから、人魚の気持ちがわかるようになってしまった。
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