いつか、君と、星空を。



私は、悲しみに暮れながら、思い出に浸っていた。






——中学三年生の、修学旅行の時。





私と日和くんは、同じクラスで、班も同じだった。







部屋割でも同じになれて、凄く嬉しかったのを覚えている。








夜、就寝時刻をとっくに迎えた頃、日和くんがこう言った。






「なあ、月!ちょっと、抜け出してかね?」









「えっ…!駄目だよ、そんな事しちゃ怒られちゃうっ!」






嫌だって言ったけど、日和くんに手を引かれていくままに、外に出た。















< 20 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop