いつか、君と、星空を。
私は、悲しみに暮れながら、思い出に浸っていた。
——中学三年生の、修学旅行の時。
私と日和くんは、同じクラスで、班も同じだった。
部屋割でも同じになれて、凄く嬉しかったのを覚えている。
夜、就寝時刻をとっくに迎えた頃、日和くんがこう言った。
「なあ、月!ちょっと、抜け出してかね?」
「えっ…!駄目だよ、そんな事しちゃ怒られちゃうっ!」
嫌だって言ったけど、日和くんに手を引かれていくままに、外に出た。