私が生涯1番愛する人
直接、告白する勇気のない私は、想いを手紙にした。
朝から制服のポケットに忍ばせて、会う度にいつ渡そうか…そわそわしていた。
そして、とうとう放課後…
いつものように図書室に来るだろう…と外を眺めていたら、今日はよらずに帰ってる!!慌てて追いかけた。
「…ぱい」
「…先輩」
「石田…先輩!」
呼ばれていることに気付いて振り返る先輩。
< 27 / 45 >

この作品をシェア

pagetop