綺桜の舞う
「あっ、沙彩ちゃん」
伊織越しに部屋を見渡す陽向は、誰よりも先に有村に気が行く。
チラッと俺も見てみる。
「ねぇ、アイスっ!」
「あ?一口食う?」
「いや、一口とかじゃなくて私のだってば」
……どうやらさっきの痴話喧嘩は有村と朔のものだったと気づく。
「ん、ほら」
「……んぐっ」
目の前で起こった出来事に1番最初にツノをはやしたのは、陽向。
……ではなく、蛍。
有村の口に突っ込まれたスプーンと、持ち主に返却されたアイスカップ。
……残念ながら蛍の目にはいっぱいの涙。
「……さ、く」
「ん?……あっ」
「……大っ嫌い」
来て早々に、カップルのケンカでお出迎え。
朔に思いっきりビンタをかまして、走り去る蛍を追いかけたのは、成。
もう最近は蛍の専属ボディカード状態。
「あーあ、またやっちゃった」
「あーも……やだ。俺死にたい」
「遊んでた頃のクセ抜けないよねあんた。ほんとに」
伊織越しに部屋を見渡す陽向は、誰よりも先に有村に気が行く。
チラッと俺も見てみる。
「ねぇ、アイスっ!」
「あ?一口食う?」
「いや、一口とかじゃなくて私のだってば」
……どうやらさっきの痴話喧嘩は有村と朔のものだったと気づく。
「ん、ほら」
「……んぐっ」
目の前で起こった出来事に1番最初にツノをはやしたのは、陽向。
……ではなく、蛍。
有村の口に突っ込まれたスプーンと、持ち主に返却されたアイスカップ。
……残念ながら蛍の目にはいっぱいの涙。
「……さ、く」
「ん?……あっ」
「……大っ嫌い」
来て早々に、カップルのケンカでお出迎え。
朔に思いっきりビンタをかまして、走り去る蛍を追いかけたのは、成。
もう最近は蛍の専属ボディカード状態。
「あーあ、またやっちゃった」
「あーも……やだ。俺死にたい」
「遊んでた頃のクセ抜けないよねあんた。ほんとに」