【完】今夜も愛してあげる。
首筋や耳などを舐めつくされ、極めつけに太腿を強く吸って跡を残してくる。
俺のものだって印を付けられたようで、心拍数が急上昇。
感じ過ぎて体が敏感になってる自分が恥ずかしくて、顔を両手で覆う。
「智紗、愛してる」
とどめを刺すように、耳元で吐息と共に発せられた。
砂糖を溶かしたみたいに甘い声色。
お願い、勘弁して。もうとっくに骨抜きにされてる。
これじゃただのラブラブな夫婦だよ!
いや、いいんだけど……こうなることは想像してなかった。
私が性行為が怖いと言ったからなのか、湊叶さんはそれを気にして、3時間くらいずーっと可愛がられ、私だけが何度も何度もイかされて挿入までされることはなかった。
………こんなにどろどろに甘やかされるなんて、聞いてない。
そしてまたもや意識朦朧の私を「よく頑張ったね」と大切に労わってくれて、ベッドで抱きしめられる。
何だろう、心が満たされる感じ。
「だいぶ慣れてきたかな」
「はい……おかげさまで」
「君がいいと言ってくれるまでこれ以上の事は誓ってしないから、怖がる必要はないんだよ」
あ、そういえば性行為が怖いって設定だっけ。すっかり忘れてた……