夢みたもの
「なぁんだ。特クラかぁ〜・・」


鞠子は『特クラ』という言葉に、明らかに興味を失って、つまらなそうに口を尖らせた。


「特クラじゃこっちには関係ないよ。接点がないもん」


その言葉に、葵の眉がピクリと動く。


「いいわよ?それじゃ、鞠子には教えないわ。耳塞いであっち行ってなさい」

「えぇっ!?」


葵に一蹴された鞠子は、「ウソウソ 教えて欲しい」と身を乗り出す。

何だかんだ言っても、噂話は知りたいらしい。

さっきと一転。

目を輝かせて葵を見つつ、鞠子は「でも‥」と首をかしげた。


「でもさぁ、何で特クラの事で生徒会が出るわけ?」


その言葉に、あたしも頷いて葵を見る。


「もしかして・・有名人!?芸能人とか!?」

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