夢みたもの
そう。
あたしは4月から、皆と違う大学へ進学する。
臨床心理を学ぶ為に、医療系大学の心理学部へ。
葵と鞠子は付属大の文学部。
航平は、私大の医学部へ進む。
「確かに、ひなこは付属に進むと思ってたわ」
航平とのやり取りに飽きたのか、葵が肩をすくめてそう言った。
「しかも医療系なんてね‥‥苦手な英語をよく頑張ったわね」
「良い先生が付いてたから」
そう言って笑いかけると、航平は嬉しそうに笑い返す。
「ひなこが頑張ったからだよ」
「うぅん‥」
「なぁに、またノロケ?もうお腹一杯!」
「‥え?違うよ、葵」
頭を振って歩き出した葵を追いかけながら、あたしは隣に並んだ航平と顔を見合わせて笑った。
本当に、航平が居なかったら、あたしは外部受験なんて出来なかった。
この1年。
あたしが外部受験を目指すと告げた時から、航平はその多くの時間をあたしの為に割いてくれた。
今まで以上に、あたしの受験の為、新たな夢の為にあたしを支えてくれた。
大学合格は、航平のおかげ。
航平が支えてくれたから、あたしは夢に向かって一歩踏み出す事が出来た。
ユーリのように
航平のように
そして、あたしのように
心に傷を抱えた人を救いたい
助けになりたい
その夢を抱かせてくれたのは、ユーリ。
ユーリとの再会が、あたしの人生を大きく変えた。
将来への希望
それに立ち向かっていく力
それがこんなにも輝かしいものだと気付かせてくれた。
あたしは4月から、皆と違う大学へ進学する。
臨床心理を学ぶ為に、医療系大学の心理学部へ。
葵と鞠子は付属大の文学部。
航平は、私大の医学部へ進む。
「確かに、ひなこは付属に進むと思ってたわ」
航平とのやり取りに飽きたのか、葵が肩をすくめてそう言った。
「しかも医療系なんてね‥‥苦手な英語をよく頑張ったわね」
「良い先生が付いてたから」
そう言って笑いかけると、航平は嬉しそうに笑い返す。
「ひなこが頑張ったからだよ」
「うぅん‥」
「なぁに、またノロケ?もうお腹一杯!」
「‥え?違うよ、葵」
頭を振って歩き出した葵を追いかけながら、あたしは隣に並んだ航平と顔を見合わせて笑った。
本当に、航平が居なかったら、あたしは外部受験なんて出来なかった。
この1年。
あたしが外部受験を目指すと告げた時から、航平はその多くの時間をあたしの為に割いてくれた。
今まで以上に、あたしの受験の為、新たな夢の為にあたしを支えてくれた。
大学合格は、航平のおかげ。
航平が支えてくれたから、あたしは夢に向かって一歩踏み出す事が出来た。
ユーリのように
航平のように
そして、あたしのように
心に傷を抱えた人を救いたい
助けになりたい
その夢を抱かせてくれたのは、ユーリ。
ユーリとの再会が、あたしの人生を大きく変えた。
将来への希望
それに立ち向かっていく力
それがこんなにも輝かしいものだと気付かせてくれた。