いつか、君と同じ世界を見たい


______そんな私を上から見る2つの影に私は気づかなかった。


「ねぇ蒼。南ヶ丘の子に結構かわいい子いる。」


穏やかそうな顔の男が隣にいるもう1人の男に話しかける。


「…ふーん。」


「いや、可愛いっていうか、綺麗、かな。すごい大人っぽいし。ちょっと気になっちゃったかも。」


「お前少しでも可愛い女みたらすぐそれだな。」


「隣にいる女の子たちも可愛いしー。…アリかも。」


ニヤリと笑う友達を蒼と呼ばれた男は横目で見ていた。

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