いつか、君と同じ世界を見たい


いつもと変わらない何気ない会話をしていた時、右にある建物と建物の間から声の高いヒステリックな女の人の声が聞こえてきた。


「…?」


綾菜と顔を見合わせ、自転車を降りてゆっくりと近づいてみる。


するとそこには、声の主と思われる綺麗な女の人ととても顔立ちの整った背の高い男がいた。


2人とも、聖凛学園の制服を着ていた。


「蒼は私の事全然見てくれないじゃん!!」


「なんで見る必要あるの?」


「なんでも何も私達付き合ってんじゃん!どうせ私なんかいらないんでしょ!!いつも遠くばっか見てさ!!」


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