おうちかいだん
~学校~
私は、北島くんの話を聞いて、何か引っ掛かるものを感じていた。
話の内容もそうだけど、それ以外にも何か、とても大切なことを。
「どうしたんだよ、そんな怖い顔をして。もしかして俺の話が怖かった? だったらいいんだぜ。怖かったら俺の手を握っても」
決してそうではなかったけれど、北島くんが照れたように私に手を差し出す姿がとても可愛くて、思わず吹き出してしまった。
「ごめんね、そうじゃないんだけど。お母さんの姿が見えなくなったのに、お母さんの声は聞こえる……確かに不気味なんだけど、結局階段に現れた幽霊は何だったのかな」
北島くんの手を取り、指で撫でているうちに自然と指同士が絡み合っていく。
お互いを求めるように、一本一本交互に。
「さあね。俺が見たわけじゃないし、怪談とか都市伝説なんて作り話だろ? それよりも俺は、藤井と付き合えたことが嬉しいし、話よりも藤井のことをもっとよく知りたいかな」
そう言われると、素直に嬉しい。
北島くんも必死に私に想いを伝えようとしているのか、照れて顔を真っ赤にして言ってくれているのがわかる。
真っ赤にして……?
私は、北島くんの話を聞いて、何か引っ掛かるものを感じていた。
話の内容もそうだけど、それ以外にも何か、とても大切なことを。
「どうしたんだよ、そんな怖い顔をして。もしかして俺の話が怖かった? だったらいいんだぜ。怖かったら俺の手を握っても」
決してそうではなかったけれど、北島くんが照れたように私に手を差し出す姿がとても可愛くて、思わず吹き出してしまった。
「ごめんね、そうじゃないんだけど。お母さんの姿が見えなくなったのに、お母さんの声は聞こえる……確かに不気味なんだけど、結局階段に現れた幽霊は何だったのかな」
北島くんの手を取り、指で撫でているうちに自然と指同士が絡み合っていく。
お互いを求めるように、一本一本交互に。
「さあね。俺が見たわけじゃないし、怪談とか都市伝説なんて作り話だろ? それよりも俺は、藤井と付き合えたことが嬉しいし、話よりも藤井のことをもっとよく知りたいかな」
そう言われると、素直に嬉しい。
北島くんも必死に私に想いを伝えようとしているのか、照れて顔を真っ赤にして言ってくれているのがわかる。
真っ赤にして……?