人気俳優と、同居することになりました
桜も同じなのかもしれない
「大丈夫よ。桜はあたしの妹なんだから」
ぱあと明るくなった桜の表情
「でも、制服だと目立つから、ここにある服に着替えてから来な」
「う、うんっ」
楽屋を出て現場に入ると既に準備が出来ている状態で
「遅くなりました」
「いいよ。桜ちゃんが来てるんだろ」
「はい」
「桜ちゃんが来るまで待つか?」
「いいえ。撮影しちゃいましょ。
桜を待ってたら、時間を押しちゃうもの」
「そうか」
「はい」
カメラの前に立つと、いつも通りの緊張感が走る
何年やってもこの緊張感にはなれない
さっきと同じような感じで
あたしの動きに合わせてカメラで撮っていく
「OK!終了だ」
一発OK貰うとは思わなかった
「あら。桜ちゃん。随分大人っぽい服を選んできたわね」
え?
越えのした方を向くと、確かに桜の年であの服は大人っぽいだろう
でも、服に着させられている感じは全くない
「愛ちゃん?」
「相原さん。桜の写真を撮ってもらってもいいですか?」