キミと、光さす方へ
☆☆☆
その日の放課後。
あたしはゆっくりと鞄に荷物を入れていた。
今日は珍しく宿題が出なかったから教室に残っている理由がない。
「じゃあね琴江。また明日」
泉が手を振って教室を出ていく。
他のクラスメートたちもそのまま帰ったり、部活へ向かったりと忙しそうに動き回っている。
そんな中、あたしはゆっくりゆっくり。
スローモーションにように帰り仕度をする。
教科書やノートをすべて鞄に入れ終えた時にはもう誰も教室内に残ってはいなかった。
でも、まだ学校内のあちこちから話声が聞こえてくる。
1日の授業から解放されてとても楽しそうな笑い声。
これから委員会が始まると、慌てて走っていく足音。
あたしはそんな音を聞きながら窓辺へと移動した。
下を覗いてみるとちょうど正門が見える。
そこから濁流のように流れ出ていく生徒たち。
その日の放課後。
あたしはゆっくりと鞄に荷物を入れていた。
今日は珍しく宿題が出なかったから教室に残っている理由がない。
「じゃあね琴江。また明日」
泉が手を振って教室を出ていく。
他のクラスメートたちもそのまま帰ったり、部活へ向かったりと忙しそうに動き回っている。
そんな中、あたしはゆっくりゆっくり。
スローモーションにように帰り仕度をする。
教科書やノートをすべて鞄に入れ終えた時にはもう誰も教室内に残ってはいなかった。
でも、まだ学校内のあちこちから話声が聞こえてくる。
1日の授業から解放されてとても楽しそうな笑い声。
これから委員会が始まると、慌てて走っていく足音。
あたしはそんな音を聞きながら窓辺へと移動した。
下を覗いてみるとちょうど正門が見える。
そこから濁流のように流れ出ていく生徒たち。