何度も、何度でも。
「駅前の店、赤い布売り切れてたねー」

「まあ、今の時期どこの高校も体育祭の
 準備してるからな。それに赤は目を
 引くから人気だしな」

「そういえば、部活は今日休んで
 良かったの?私一人でも良かったのに」

結翔はバレー部のエースだから、そう簡単に
休んで良いのだろうか。

「今日はオフ。顧問が出張でいないらしい」

「ふーん」

ホームセンターに着き、まずは赤い布を
探す。だが、赤い布は売り切れてしまって
いた。

まさかここまで赤が人気だったとは
思いもしなかった。

「どうする?別の店を探す?それとも
 明日私がもう一度買いに行こうか?」

「いや、別の店に行こう。今5時30分
 だから、時間はある」

「わかった。待ってね、今お店調べるよ」
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