【黒・中編・画】憑物を落とす日
フェザーフォルテさんの真心レビュー
心に憑きまとう
昭和のノスタルジックな世界で起きる不気味な出来事。百鬼夜行シリーズが好きな人におすすめです。

無惨な姿になった平和の象徴〇〇が次々と発見されます。主人公は取材を始めますが、そこで純潔の美少女と出会います。美少女はよく〇〇の居場所である神社にいて、主人公は既婚者ですが、彼女の魅力に惹かれていき……

主人公はことあるごとに友人のちゅう秋の家に上がるのですが、容赦なく内心を言い当てられ心にぐさっときます。

そして美少女を狙うプレイボーイ、神社の神主、派手な見た目の女の人と共通点のなさそうな人々が集まりますが、それぞれの思惑が主人公に襲いかかり……それを救うのは友人のちゅう秋。

心の痛みを麻痺させるために痛みへ飛び込む、心の純潔を保つために手を汚す。

表裏と脆さは人の心に付き物です。あなたも自分の心につくものを覗いてみませんか?
フェザーフォルテ
(2020/12/22/23:18)
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