「好き」を待ってる。(仮)
1度目と打って変わってお互いに慣れたようにラブホの部屋に入った。


なんでこう、毎回私がラブホを調べるんだろう…


年上だから?



手洗いとうがいを順番に終えて、ソファに座る。



「珍しいですね、甘えたいとか」

「私にだって甘えたい時あるんですー」

「そーっすかー」



肩が触れた。



だから、なんで普段からその積極性を出せないんだ!

この奥手男子!!


触れられることを逃げるように、ベッドに進めば、追いかけてきた。



いや、本当にもう!!



後ろから来た彼は、私を跨ぎ馬乗りになる。


漫画で…………みたこと…ある…

馬乗り……。



あれ?
この前とは違って、私を見る表情が違う…?



前は、犬みたいな可愛さがあったのに



熱っぽい視線と逃がさないという雰囲気。


これ…「男」の顔では……?





覆い被さってきた彼から短いキスをされる。
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