クールな彼の甘苦い罠
「 … あ、これ 飲んでいい? 」
平石のくれたイチゴミルクを手に取ると
笑顔で頷く平石にまた心臓がドクンと動く
「 … ありがとう 」
私はストローを挿して 、一口飲んだ
いつもと同じイチゴミルクなのに美味しく感じる。
しかも、、そんなにジロジロ見られると無理。
「 … 見過ぎでしょ 、、、ッーーー」
私は 照れ隠しで 平石に背を向けて飲もうとすると
後ろから 伸びてきた平石の長い腕に反応してしまい
「 … な、、っ」
私は 何?と言おうと振り向くと
目の前に平石の顔。
そして、取り上げられた イチゴミルク
…… あ、だめだ
「 … ん。甘すぎ 、」
って 一口飲むと 口に合わなかったようで
眉毛を下げて パッケージを見てる。
「 返してよ 」
私は 平然を装って 平石から再びイチゴミルクを受け取り飲んだ。
「 間接チューだね 」
って からかってくる平石、
私はその言葉を意識すると
顔がカーッと赤くなるのが自分でもわかる
「 … ハハ、顔 赤くなってんじゃん 」
……むかつく!!!
「 もう 帰るー。」
私は 平石を睨んで 机の上に広げていた宿題を片付ける。