追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
※
シリルから食堂についての話を聞いたあと、あっという間に店の手配がされた。
魔王城に残っている者の中に、かつてのエマの料理のファンや、成長して中級や上級になった下級魔族がいて、彼らも一緒に尽力してくれたみたいだ。
今度の食堂は魔王城の二階。シリルが案内してくれた。
「わあ、前の店より広いですね」
前世のときの倍以上、スペースがある。
漆黒の魔王城に似つかわしくない店内には、木のぬくもりの感じられる、丸みを帯びたテーブルやカウンターが並んでいた。
テラコッタ風の床の上に植物が飾られていたりして、微妙なおしゃれ感もある。
シリルは相当頑張ってくれたようだ。
「ありがとうございます。こんな素敵な店内、夢みたいです」
奥の調理場もスッキリと使いやすい仕様で、照明が良い雰囲気を出していた。
「場所が変わってしまったけれど、スペースを多めに取れるようにしたんだ。このフロアは空きが多いから、店を拡張することもできるよ」
一人でこの席数を回せる自信がないのだけれど、従業員を雇った方がいいのかな。
頭を悩ませていると、足下を好き勝手に歩き回る下級魔族のモフモフを発見してしまった。猫っぽい魔族と犬っぽい魔族、子鹿やアナグマっぽい魔族もいる。
前世でも、彼らは気まぐれに店に現れては、細々とした手伝いをやってくれた。
四足歩行の子が多いけれど、彼らは魔法が使える。
下級魔族には働いてお金を稼ぐという概念がない。
ただ、働くことで報酬として食べ物をもらったり、経験を積んで中級魔族になる糧にしたりとメリットはあるみたいだ。
魔王城のいたるところで、モフモフが走り回っている光景は和む。
シリルから食堂についての話を聞いたあと、あっという間に店の手配がされた。
魔王城に残っている者の中に、かつてのエマの料理のファンや、成長して中級や上級になった下級魔族がいて、彼らも一緒に尽力してくれたみたいだ。
今度の食堂は魔王城の二階。シリルが案内してくれた。
「わあ、前の店より広いですね」
前世のときの倍以上、スペースがある。
漆黒の魔王城に似つかわしくない店内には、木のぬくもりの感じられる、丸みを帯びたテーブルやカウンターが並んでいた。
テラコッタ風の床の上に植物が飾られていたりして、微妙なおしゃれ感もある。
シリルは相当頑張ってくれたようだ。
「ありがとうございます。こんな素敵な店内、夢みたいです」
奥の調理場もスッキリと使いやすい仕様で、照明が良い雰囲気を出していた。
「場所が変わってしまったけれど、スペースを多めに取れるようにしたんだ。このフロアは空きが多いから、店を拡張することもできるよ」
一人でこの席数を回せる自信がないのだけれど、従業員を雇った方がいいのかな。
頭を悩ませていると、足下を好き勝手に歩き回る下級魔族のモフモフを発見してしまった。猫っぽい魔族と犬っぽい魔族、子鹿やアナグマっぽい魔族もいる。
前世でも、彼らは気まぐれに店に現れては、細々とした手伝いをやってくれた。
四足歩行の子が多いけれど、彼らは魔法が使える。
下級魔族には働いてお金を稼ぐという概念がない。
ただ、働くことで報酬として食べ物をもらったり、経験を積んで中級魔族になる糧にしたりとメリットはあるみたいだ。
魔王城のいたるところで、モフモフが走り回っている光景は和む。