追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
「ところでシリル。どうしてカウンター席に座っているのですか?」
「エマの料理が食べたいから。食材はそっちの倉庫に少し入れてあるよ」
以前の魔王城には冷蔵庫の役割を果たす道具があったのだが、今度は部屋全体が冷蔵室となっているようだ。
この世界の冷蔵庫は少し変わっていて、中に入れた食材が腐りにくい。
前世と比べて十倍くらい長持ちする。そういう部分は便利だ。
「ジャガイモがたくさん。あら、スパイスも充実していますね。果物やお肉もある……私が前世で作った調味料まで! 醤油にケチャップに、マヨネーズも!?」
「前世のエマが使っていたものを中心に置いているんだ。隣の倉庫には常温で管理するものがあるよ。冷やさなくていいものもこっち」
カウンターから立ち上がったシリルも、倉庫の中に入ってくる。
「魔王城の今の料理長に頼んで、たくさん食材を入れてもらったんだ。今の料理長は君の料理の熱烈なファンでね……そのうち、店に来るんじゃないかなあ。君の話をしたら、会いたがっていたから」
「もしや、昨日食べた軽食は」
「料理長が、張り切って作ったんだよ」
「そうなんですね。昨日も思ったのですが、嬉しいです……」
聖女としての成果だけではなく、遺した料理を大事にしてくれているのが。
「エマの料理が食べたいから。食材はそっちの倉庫に少し入れてあるよ」
以前の魔王城には冷蔵庫の役割を果たす道具があったのだが、今度は部屋全体が冷蔵室となっているようだ。
この世界の冷蔵庫は少し変わっていて、中に入れた食材が腐りにくい。
前世と比べて十倍くらい長持ちする。そういう部分は便利だ。
「ジャガイモがたくさん。あら、スパイスも充実していますね。果物やお肉もある……私が前世で作った調味料まで! 醤油にケチャップに、マヨネーズも!?」
「前世のエマが使っていたものを中心に置いているんだ。隣の倉庫には常温で管理するものがあるよ。冷やさなくていいものもこっち」
カウンターから立ち上がったシリルも、倉庫の中に入ってくる。
「魔王城の今の料理長に頼んで、たくさん食材を入れてもらったんだ。今の料理長は君の料理の熱烈なファンでね……そのうち、店に来るんじゃないかなあ。君の話をしたら、会いたがっていたから」
「もしや、昨日食べた軽食は」
「料理長が、張り切って作ったんだよ」
「そうなんですね。昨日も思ったのですが、嬉しいです……」
聖女としての成果だけではなく、遺した料理を大事にしてくれているのが。