追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
こうして、聖女食堂に、すごすぎる助っ人が日替わりで来てくれることが決まる。

料理長たちだけでなく、見習い料理人たちが下ごしらえや洗い物を手伝ってくれるので助かる。座席もフル回転できそうだ。

足下をウロウロする小さなモフモフたちも、元気に手伝ってくれる。

彼らは、日々働く私の癒やしになっていた。

「はぁ、モフりたい……けど、今は料理に集中」

「うむ、集中ですぞ!」

いつの間にか、モフモフの数まで倍増しているのだけれど……本当に、彼らはどこからやってくるのか。前世から続く謎であった。

それから、聖女食堂は料理人たちを交えて営業していくことになり、私は料理長や副料理長と一緒に試作品作りをしたり、パティシエと一緒にお菓子を作ったりした。

魔王城で長年働く料理人である彼らは、私の知らない料理方法を知っており、モフィーニアの料理や調理方法の知識に長けている。

また、中には他店で経験を積んだ料理人などもいて、モフィーニアの店舗事情なども教えてもらえた。

彼らと一緒に料理をすることは、私の勉強にもなる。シリルに感謝だ。

お客さんも従業員も増え、聖女食堂はますます賑やかになっている。
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