追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
次に書かれた日記は、日付が半月以上も飛んでいて、筆跡が格段に荒くなっている。
「やっぱり! 聖女って、私だけじゃなかったのね。王太子は嘘をついた? 勇者って何?」
スミレは息を呑んで、日記の続きを読み進めた。
十一月一日
ようやく城へ戻ってこられた。でも魔王を倒せなかった、男の子も死んでしまったわ。
王様たちは、「体勢を立て直し、聖女一人だけでも戦いに行かせる」なんて言っているの。そんなの無理だわ。勇者がいたときでさえ、ギリギリの戦いだったのよ。召喚士が病気になったせいで、まだ次の召喚ができないのですって。というか、異世界召喚って、頻繁にやっていたのね!? びっくりだわ。
私は一人、どうすればいいの? そうだ、逃げましょう。
「やっぱり! 聖女って、私だけじゃなかったのね。王太子は嘘をついた? 勇者って何?」
スミレは息を呑んで、日記の続きを読み進めた。
十一月一日
ようやく城へ戻ってこられた。でも魔王を倒せなかった、男の子も死んでしまったわ。
王様たちは、「体勢を立て直し、聖女一人だけでも戦いに行かせる」なんて言っているの。そんなの無理だわ。勇者がいたときでさえ、ギリギリの戦いだったのよ。召喚士が病気になったせいで、まだ次の召喚ができないのですって。というか、異世界召喚って、頻繁にやっていたのね!? びっくりだわ。
私は一人、どうすればいいの? そうだ、逃げましょう。