追放された聖女はもふもふとスローライフを楽しみたい!~私が真の聖女だったようですがもう知りません!~
行き場のない苦々しい気持ちを抱え、私は自分を切り捨てた者たちと己自身の半生を呪った。
「私の人生、なんだったんだろう、本当に馬鹿みたいだ」
いよいよ、処刑の時刻になり、処刑人の男たちが合図に併せて斧を振り上げる。
悲嘆に暮れて、諦めていたけれど……
『本当に、それでいいのか? 私はそれを望まない』
不意に、頭の中に知らない男性の声が響いた。誰だかわからないけれど、酷く懐かしい思いにとらわれた。
「だって、今さらどうにもならないでしょう? 拘束されて死ぬ寸前に、一体何ができるというんですか」
半ば投げやりに答える声とは裏腹に、私の心は叫んだ。
――嫌だ!! このまま、大人しく殺されたくない!! こんな馬鹿な理由で、仕組まれたえん罪で!!
最後の抵抗とばかりに暴れた瞬間、突然周囲の時間が止まり、世界が真っ黒に染まった。そして、自分のステータスが強制的に開く。
わかっている。どうせ、スキルの大半は見られない。
今までだって、そうだった……
けれど――
「私の人生、なんだったんだろう、本当に馬鹿みたいだ」
いよいよ、処刑の時刻になり、処刑人の男たちが合図に併せて斧を振り上げる。
悲嘆に暮れて、諦めていたけれど……
『本当に、それでいいのか? 私はそれを望まない』
不意に、頭の中に知らない男性の声が響いた。誰だかわからないけれど、酷く懐かしい思いにとらわれた。
「だって、今さらどうにもならないでしょう? 拘束されて死ぬ寸前に、一体何ができるというんですか」
半ば投げやりに答える声とは裏腹に、私の心は叫んだ。
――嫌だ!! このまま、大人しく殺されたくない!! こんな馬鹿な理由で、仕組まれたえん罪で!!
最後の抵抗とばかりに暴れた瞬間、突然周囲の時間が止まり、世界が真っ黒に染まった。そして、自分のステータスが強制的に開く。
わかっている。どうせ、スキルの大半は見られない。
今までだって、そうだった……
けれど――