私の罪
ハグだけでもかなりギリなのに、キスは絶対にアウトだよと思っていると、りょうが一旦私から離れた。
私は、彼が諦めたのかと思って、彼の方を向いた。
「ねぇ、さくら」
「何?」
「目、つぶって」
「やだ」
「なんで!!」
「ダメなものは、ダメ!」
そう言って私はタッチパネルに視線を戻した。
とはいえ、タッチパネルを見たとしても操作が適当になるし、画面に表示される曲名もまったく頭に入って来なかった。
とにかく、落ち着け。
それだけを考えていた。
だから、油断した。
「ねぇ、さくら」
そう呼ばれて、何も考えず彼の方を向いてしまった。
すると突然、彼に唇を奪われたのだった。
私は、彼が諦めたのかと思って、彼の方を向いた。
「ねぇ、さくら」
「何?」
「目、つぶって」
「やだ」
「なんで!!」
「ダメなものは、ダメ!」
そう言って私はタッチパネルに視線を戻した。
とはいえ、タッチパネルを見たとしても操作が適当になるし、画面に表示される曲名もまったく頭に入って来なかった。
とにかく、落ち着け。
それだけを考えていた。
だから、油断した。
「ねぇ、さくら」
そう呼ばれて、何も考えず彼の方を向いてしまった。
すると突然、彼に唇を奪われたのだった。