ずっと気づかなかっただけ。

「あ、さっそくだ…」

あれから数日後、

チカくんとは相変わらずで、

チカくんの朝練も始まったけど、

勉強ギリギリで入ったし、

教室で勉強するか、寝てればいいやと一緒に毎日登校してる…

けど。

いつも通りにチカくんの部室との別れ道でバイバイして、

靴箱に向かって靴箱を開くと、

なくなった靴と『調子乗るな』と書かれたメモ。

うーん。

中学生の時もあったけど、

やっぱり高校でもあるんだなぁー。

そう考えながらおそらくどこかのゴミ箱にあるだろう上履きを探しにいく。

こういう時のために折りたたみの小さいスリッパもいつも持ち歩いてる。

色々ゴミ箱を探して、

「あった!よかった、そこまで汚れてない!」

見つけた上履きをゴミ箱から取り出して、

パンパンと埃を落とす。

乾いたゴミばかりで、

まだ朝だからかゴミも少なかったおかげで、目立った汚れはついてない。

よかったー!

でも、ゴミ箱のものをそのまま履くのも気が引けるし…

今日はスリッパかなぁ。
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