ずっと気づかなかっただけ。
絶対やめとけって周りから散々言われて、

でもチカくんと一緒がいいからって頑張って。

チカくんにもなっちゃんにも、

あとちょっぴり太一にも、

多大なる支援をいただきまして、

なんとか、なんっとか入れたんだから〜

合格者発表で受かったって報告したのに、

先生にまぁ他も合格してるとこあるんだしって慰められたけど!!

それでも合格したのに〜

こんな上履き隠しとか少々の突き飛ばしなんて全然大丈夫なのに…

チカくんと同じ高校行きたかっただけなのになぁ。

「はぁ〜」

「おはよ、何この状況。」

ため息をつきながら、

やらせない思いをなっちゃんにぶつけていると太一が教室に来る。

「太一っ!聞いてよ、チカくんが〜」

太一にも飛びついて悲しいこの気持ちをぶつけると、

「ちょ、結城、は、離れて…」

顔を真っ赤にした太一が私を無理やり引き剥がす。

「え、ゆでたこみたい。」

「真白、ここまできて何も分かってないあんたに私は驚きを隠せない。」

「なっ、ちょ、高木言うな!」

あっ!
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