偽装懐妊 ─なにがあっても、愛してる─
恥ずかしくてギュッと目をつむる。しかし視界がなくなった不意を突かれ、開かれた胸もとへ顔を埋められた。
体の熱が込み上げるとともに、ゆらめく心地よさの波も押し寄せてくる。
呼吸が浅くなり切ない喘ぎ声が勝手に漏れ始めると、また脚に力が入り、それを先回りして「力抜いてて」と太ももの内側を舐められた。
「わ……あ、あっ……嘘……」
それがどんどん、きわどい場所へと移動していく。気持ちよさ以上の羞恥が襲ってきて、涙が止まらなくなった。
目を閉じていると快感に不意打ちされるため、薄目を開け、次から次へと攻めてくる冬哉さんの姿をのぞき見るしかなかった。
「ふ、ふぁ、冬哉、さ……」
意味のない涙声を出すと、
「んんっ……」
もう黙って、とでも言いたげな彼の指が、私の口の中でグチャグチャと動く。