青い春を纏う
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あの後、私はそのまま家に帰った。

加賀くんに家まで送るって言われて、断ったけど加賀くんは聞かなくて、最終的に私が折れて家まで送ってもらった。

家の目の前まで送ってくれて、本当に申し訳なくなった私は心からの感謝の気持ちを伝え、気をつけて帰ってねと声をかけ家に入った。

...あれ以上一緒にいたら胸のドキドキが溢れだしちゃいそうだった。
だって、加賀くんがあんなこと言うから。

加賀くんがどういう気持ちでああ言ったのかはわからないけど、単純な私はどうしても舞い上がってしまった。

ほっとけないって、何?

加賀くんの些細な一言で、何故か心が大きく揺れ動く。私、加賀くんのことしか考えられなくなってる。

加賀くんのことが、もっともっと知りたい。


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