青い春を纏う
.


「それは......心配だったから」

「なんで?付き合ってもいないのにおかしくない?ねぇ、小野さん、本当は付き合ってるんじゃないの?」

「えっと...あの......」


《バンッ》(机を叩く音)


加賀くんが机を思いっきり叩いて立ち上がったことで、教室が一気に凍りついたのがわかった。
加賀くんもそれに気づいたのか、焦りだし、すぐに慌ててこう言った。


「ごめん。本当は俺、あの後用事あったの忘れててさ。でも抜けれる雰囲気じゃなかったから、たまたまドリンクバーにいた小野さん体調不良にして一緒に抜けてもらったんだ」

「てことで、小野さんと俺はほんとになんもないから。皆、勘違いさせちゃってゴメン!」


そう言って彼はパチンと両手を合わせ、皆に謝罪をした。


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