運命の一夜を越えて
近すぎず・・・

遠すぎず・・・

『ガシャーン』考え事をしながら荷造りをしていたら、思い切り自分の足の上にベッドの上にあげていたキャリーバックが落ちて来た。

「いった!」
あまりの痛さに直撃した右足の指をギュッと握るようにしてしゃがみこむ。

「彩?って、大丈夫か?どれ」
渉も物音にキッチンからすぐに駆けつけてくれた。
「見せて見ろ」
真剣な表情で私の手を外し、私の靴下を脱がせた渉。
「赤くなってるじゃん。動かせるか?」
私の足の指を丁寧に確認していく渉を見ながら、私はこれは罰だと思った。

自分勝手なことばかり・・・
いつか・・・ばちが当たる・・・きっと・・・
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